ギター初心者の天敵「Fコード」を力任せに押さえない!15分で音が変わる大人の裏ワザ

「ギターを買って練習を始めたけれど、Fコードがどうしても鳴らなくて挫折しそう……」 「人差し指で6本の弦を全部押さえるなんて、手の小さい自分には無理!」
ギターを始めた方が最初にぶつかる最大の壁、それが「Fコード」です。ここで指が痛くなってしまい、ギターをケースに仕舞い込んでしまう方は本当にたくさんいます。
しかし、プロの視点から言わせてもらうと、Fコードが鳴らないのはあなたの筋力や手の小ささのせいではありません。ただ「押さえるコツ」を知らないだけです。
今回は、力任せにギューギュー押さえずに、驚くほどあっさりとFコードを綺麗に鳴らすためのコツを解説します。
1. Fコードを鳴らすための最大の勘違い
まず、一番やってはいけないのが「人差し指の腹で、6本の弦を真っ直ぐ力一杯に押し潰す」ことです。
人間の指の腹は柔らかいため、真っ直ぐ押し当てると弦が肉に埋もれてしまい、いくら力を入れても弦をフレットに固定できません。これでは指が痛くなるだけで、いつまで経ってもブブブという鈍い音しか出ません。
Fコードを攻略するための鉄則は、「力」ではなく「骨の硬さ」と「角度」を使うことです。
2. 今すぐ音が変わる!3つの「裏ワザ」
手の大きさや握力に関係なく、15分で劇的に音が変わるチップス(コツ)を3つ紹介します。
① 人差し指は「側面」の骨を使う
人差し指を正面から真っ直ぐ当てるのではなく、少し親指側に「くるっ」と回転させて、指の側面(少し硬い骨の部分)で弦を押さえてみてください。柔らかい肉ではなく骨で押さえるため、驚くほど少ない力で弦がピタッと固定されます。
② 実は「全部の弦」を押さえなくていい
Fコードのフォームをよく見てみましょう。
- 中指:3弦
- 薬指:5弦
- 小指:4弦 を押さえていますよね。
ということは、バレー(1本で何本も押さえる)している人差し指が本当に担当しているのは、「6弦、2弦、1弦」の3本だけなんです。中指・薬指・小指が押さえている中の弦(3、4、5弦)まで人差し指で必死に押し潰す必要はありません。イメージとしては「指先と根元」だけに力を入れる感覚です。
③ 肘を少し後ろに引く(テコの原理)
左手の握力だけで押さえ込もうとすると、すぐに手が疲れてしまいます。 そこで、左の肘を少しだけ自分の体の方に引いてみてください。テコの原理で、フレットに向かって自然と指が押し付けられる力が働きます。握力ではなく「腕全体の重み」を少し利用するのが、プロが力を抜いて弾いている秘密です。
3. どうしてもダメなら「省略コード」で進めばいい
「それでもやっぱり人差し指が届かない、痛い!」という場合は、無理に正規のFコードを押さえる必要はありません。
1弦から4弦だけを使う「簡易版のFコード(セブンスなど代用コード)」を使って、まずは曲を最後まで通して弾く楽しさを味わいましょう。右手のストロークや他のコードチェンジがスムーズになっていくうちに、左手の余計な力が抜け、気づけば正規のFコードもサラッと押さえられるようになります。
「Fコードができるまで次の練習に進んじゃダメ」なんてルールはありません。
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ネットの動画を見てもよく分からなかったコツも、目の前であなたの指の角度を少し修正するだけで、その場で一瞬にして音が変わります。
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